ぜひ見ておくべき女性主演のギャング映画トップ4

男性が主役を演じる強盗アクション映画は見慣れている。だがジャンルを問わず女性が主役の映画も数多くあるのをご存知だろうか?実際、女性も男性俳優と同じように、犯罪アクション映画の名役をこなすことができるのだ。

女性のエンパワメントが勢いを増したのが、映画とテレビの最盛期だったこともあり、今では主役を演じる女性が多く見られるようになった。女性が主役を演じるギャング映画に興味があるなら、ぜひ次の4つを見てもらいたい。

スプリング・ブレイカーズ

2012年に初めて公開されたとき、スプリング・ブレイカーズはそのストーリーとキャストで注目を集めた。レイチェル・コリン、アシュレイ・ベンソン、セレーナ・ゴメス、ヴァネッサ・ハジェンズ、ジェイムズ・フランコが出演している。

コリ―(コリン)、キャンディ(ハジェンズ)、ブリット(ベンソン)は春休みに遊ぶお金がなくて、とんでもない手段を取ることにする。彼女たちは、友人のフェイス(ゴメス)がユースグループに参加している間に、レストランからお金を強奪することにしたのだ。春休み中、彼女たちは地元の麻薬密売人エイリアン(フランコ)と出会い、犯罪の世界に入っていくことになる。

ブリングリング

イズラエル・ブルサード、クレア・ジュリアン、タイッサ・ファーミガ、ケイティ・チャン、エマ・ワトソンが出演した風刺的犯罪映画だ。日常生活をソーシャルメディアに投稿することの危険性をプロットにしたストーリーだ。ブリングリングはヴァニティフェアの記事を元にしたナンシー・ジョー・セイルズによる作品で、同名の実在窃盗団を描いている。

この映画では、5人のティーンエイジャーらがソーシャルメディアを使ってセレブ達の居場所を追跡し、窃盗をはたらくことにはまっていく。この映画の面白いのは、ミーガン・フォックス、パリス・ヒルトン、オーランド・ブルームなど、実際の被害者であるセレブ達の家が再現されていることだ。

ジャッキー・ブラウン

ジャッキー・ブラウンは多くの人にとってカルト的なクラシック作品で、主演はパム・グリア、脚本・監督がクエンティン・タランティーノだ。タランティーノが既存の作品からアイデアを得た最初の作品で、原作は「ラムパンチ」という小説だ。この映画は強盗犯罪を扱ったストーリーで、主演のパム・グリアは司法当局と犯罪者の駆け引きに巻き込まれてしまう。

ジャッキー・ブラウンはメキシコの小さな航空会社で客室乗務員として働いている。もっとお金を稼ぐために彼女はロサンゼルスのギャング、オデール(サミュエル・L・ジャクソン)のために現金の運び屋となる。そのジャッキーが捕まって警察の情報提供者になってからすべてが狂い始める。

オーシャンズ11

オーシャンズ11は典型的な女性主演のギャング映画ではないが、これを挙げないわけにはいかない。この映画には多くの女性が登場するからだ。映画はダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)がラスベガス最大のカジノの一つで強盗をするために仲間を集めるところから始まる。驚くことに、オーシャンズ11はベラージオ、MGMグランド、ミラージュなど本物のカジノで撮影されている。
主演女優はジュリア・ロバーツで、ダニーの元妻テス・オーシャンを演じている。ダニーは元妻の現在の恋人が経営するカジノに強奪に入るつもりでラスベガスへやってくるのだ。